特定非営利活動法人日仏芸術文化協会  
 
第6回日仏ロボットデザイン大賞
     
     
     
     
 
●特長
書店員の仕事は大変なので、コンシェルジュがいれば良いと思いデザインしました。このロボットは本の案内、配架、会計はもちろん、通常なら時間のかかる外国語の本を素早く電子書籍で取りよせ、翻訳してくれる。また、ひげのアンテナで客の要望を察知し、かなえてくれる。また、読書中に軽食を持ってきてくれるコンシェルジュだ。プロジェクターでは映画や音楽を配信できる未来の総合型ロボットだ。こんな書店に毎日通いたい。
 
●近藤玄大先生 講評
電子書籍の登場により街なかの書店は減っています。生き残っている書店もスタッフの確保が難しくなっているようです。どこにいても購入できる電子書籍はたしかに便利ですが、一方で「書店」という空間や「本」という媒体の温もりや偶然性は失われているようにも思います。このように電子書籍と書店は一見対極にありますが、本シェルジュのような存在があれば、両者の良いところ取りをした全く新しい体験が生まれそうでワクワクしますね。絵も丁寧に描かれています。
アンスティチュ・フランセ日本JAPON 在日フランス大使館 ヒューマンアカデミー株式会社 目黒区教育委員会 外務省 経済産業省 文部科学省
 
 
Copyright Association Franco-Japonaise des Arts ALL RIGHT RESERVED.