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日本のロボット技術は世界をリードしています。さらにデザインというソフト面が加われば日本の知性と感性がけん引することができると確信しています。この賞は、ロボットの世界において、デザインの国フランスと日本のクリエイターの交流をはかり、同時に未来を担う子供たちの創造性を育むために創設しました。デザインは人を喜ばすことを考える学問といえます。そのような心を子供たちに育ませることが大切だと考えています。
今回のテーマは「オリンピックで活躍するロボット」です。機能面だけでなく、人間への思いやりのあるロボットを創造してくれた子供たちの発想と想いに、大変感銘を受けました。この賞がより良い社会、そして未来について考えるきっかけになれば幸いです。
第六回となる今回から審査に参加させて頂いたのですが、思っていた以上に独創性に富んでいて、ワクワクしながら審査することができました。子供たちのアイデアに触れ、私達自身も大いに刺激を受けました。ロボットをデザインするにはそのロボットが実際にどのように役立つのかを具体的にイメージして、表現することが重要です。受賞作品はどれも活躍する様子が鮮明に浮かぶすばらしいものでした。また作品を見る中で、子供たちがよく調べ、考え、表現することに取り組んだ様子が伺え、嬉しく思いました。この賞がきっかけとなり子供たちがさらに新しいことに挑戦していくことを期待します。
●近藤玄大
●山浦博志
●小西哲哉
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